[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
僕は今回で4回目の参加になるのですが、2泊3日の間ずっーと鍼灸の勉強なので3日目には知恵熱が出てきますが、毎回新しい発見があり鍼がうまくなったような気になって帰ってきます。今回も新しい発見をして、少しでも毎日の臨床に役立てるようにしたいと思っています。
そんなわけで、今月の26.27.28日は休診とさせていただきます。これをご覧の患者さんがいらっしゃいましたらご理解お願いいたします。
当時の僕にこういう鍼灸治療があるんだよと教えてあげたいです。今では病院では出口を見つけられなかった患者さんが多く治療にきてくれています。もちろん病院の治療が悪いといっているのではありません。鍼灸という選択肢もあれば、体の悩みの出口はより多くなりますから。
女性の生理痛や生理不順、不妊、冷え等に効果があるのが三陰交といわれる経穴、つまりツボです。これはなかなか使えるツボで、女性特有の疾患には続けていると大変良いです。
場所は「内果の上3寸、脛骨内側縁の骨際」とあるのだが、内くるぶしの後ろから上に向けて骨の後ろをなで上げると穴が空いている様に指のはまるところがあります。そこにお灸をするわけです。
このとき注意しなくてはいけないのが、市販のお灸を使って家でやるときには熱くなるまで我慢してはいけません。温かく感じたところで取るようにします。間違っても火傷をするほどやってはいけません。気持ちのいいところで止めるのがコツです。
45歳から55歳くらいの女性に多く、原因としては閉経によって女性ホルモンのエストロゲンが減少しホルモンバランスが崩れ、様々な症状が出てくるようです。
うちに来院される患者さんも50代の方が多く、症状としては自律神経系の異常のような症状(動悸、めまい、血圧の変動、胸苦しい感じ、頭痛、倦怠感など)が多く見られます。その他睡眠障害、眠りが浅い、不安感がある、食欲不振、などもみられます。
実際の治療としては、足の冷え感、のぼせ、腰や足のだるさ、便通などを改善させるように鍼灸をして少しずつ症状をなくしていくように治療をします。ここで注意が必要なのは、あの症状も取りたい、この症状も取りたいと焦って鍼や灸の刺激を多くしてしまうと返って良くないことが多いので、物足りないくらいの治療で十分効果は期待できますし、治療を続けると1回ごとに体が元気になっていくことが患者さんにも実感してもらえると思います。
理論的には僕たちが行なう小児はりと同じように経絡を撫でるわけですが、より簡単に、どなたでもできるように工夫がなされていて感心しました。特に疳の虫(かんのむし)の症状{キーキー奇声を発したり、おっぱいを噛んだり、夜寝付かなかったり、寝てもすぐに起きてしまったり、辺りかまわず頭をぶつけたりなど・・・}には可なり効果的ではないかと思いました。
青山の方では定期的に教室を開いたり、会に属している方たちが自分の治療院で少人数制の教室をしてみたりしているそうです。この辺では無さそうなので要望があればやってみようかな~と思いました。
スキンタッチ会の先生方ありがとうございました。
それでも最近は、日常使うことには困らなくなりましたが、先日娘のDVDを編集しようと思い始めたのですが、ま~わからない!何が分からないのかもわからない状態に陥り1週間ほど仕事の合間に取り組んで、ようやくのことで編集に成功!すごく嬉しかったな~・・・
そういえばパソコンで目を使いすぎて、疲れ目、ドライアイ、飛蚊症なんかの症状を訴える方も多いので、今度はその辺りに触れて書いてみたいと思います。
小学校3年生の男の子ですが、毎日おねしょをするとの事で来院されました。1回目の治療は身体を整えるように鍼をして腰の冷えているところにお灸をして帰しました。1週間後に来院すると治療後2日は出なかったがその後はまた毎日になった。治療自体はあっているものと見て、同様の処置をして帰しました。すると2,3日に1回出るくらいになったとのことでしたが、ここで都合があわなくなり治療が継続できませんでした。
2ヵ月後に来院されたときにはまた元に戻ってしまい、毎日おねしょをしているとのこと。見ると腰の冷え具合が前回より範囲が広くなっていて、鍼をしてもなかなか体が改善されませんでした。この後もう一度治療に来たところでまた来院されなくなってしまったのでその後どうなったのか心配ですが、しっかりと治療間隔を指導しなかったのが失敗だったと反省した症例でした。
スキンタッチというものをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?子供にやる小児はりのようなものみたいですが、子供用のはりを使うのではなく、スプーン、歯ブラシ、ドライヤーなどを使って自宅でお母さんが子供にできるというものらしいのです。
以前から気になっていたのですが、今月末にそのスキンタッチの講習会に行くことにしました。また詳しくは講習会の後で書きますが、自宅でお父さん、お母さんが子供の健康管理をする手助けになればすばらしいと思いますし、僕としても親御さんの指導がしやすいので日曜返上で頑張ります。
この方は男性の患者さんですが、月に何度か頭が痛くなり何もできなくなる。ひどいときには吐いてしまうくらいにつらい。その他肩こり、腰痛があり、本人は肩こりが原因だと言っていました。
顔を見ると赤茶色という感じでくすんだ様な色で耳の後ろまで赤くカサカサしていました。アトピーではないが冬場になると乾燥して足や腕がカサついて痒くなるとのこと。足を触ってみると冷たく、逆に頭は湯気が出てるんじゃないかというくらい逆上せていました。
これは肩こりが原因ではなく、体質からのものだと思い、患者さんに説明をして体質から治していくことに納得してもらい治療を始めました。
治療後は顔色もよくなり足の冷え、頭ののぼせ感も取れよくなりました。同じ治療を10回程したところで頭痛は完全になくなり体全体の調子も良くなったとのこと。現在も体調管理の目的でたまに来院されています。
女性の場合は生理も関係しますので我慢しないで病院でダメなら鍼灸で体質改善されてみてはいかがでしょうか?
その他の症状としては足の冷え、立っていると腰が重だるい、背中が張る、朝方に目が覚める。
首の神経障害は特になさそうなので、腕の使いすぎと仕事が変わったことによるストレス、足の冷えが原因と思い治療を始めました。
一回目の治療でほぼ全ての症状は無くなりましたが、仕事の関係で出た症状なので定期的な治療をすすめました。現在は2週間に1回のペースで来院されています。
この方は症状が出てすぐに来ていただいたので治療効果も上がりましたが、だいたいの方は我慢して慢性化した状態で来院されることが多いのでなかなか治りにくいこともあります。身体の異常に気づいたら早目の治療をお勧めします。
右側の麻痺は発症してからすぐに来ていただいたので良くなるだろうと思いましたが、左の方は日が経っていたのでどうかなと思いましたが、状況を説明して治療を進めました。
右側は耳の周り、コメカミ、あご、肩、首と痛みが強くあちこちにシップを貼っていました。顔はまぶたも頬も口角も垂れ下がり、左側に口全体が引っ張られているようで、顔も曲がって見えました。その他、夜眠れない、膝、腰の痛みなどがありました。
治療を始めて5回目には顔、首などに出ていた痛みはなくなり、麻痺以外の症状は良くなりました。麻痺は半年ほどかかってほぼ良くなりました。周りの人に顔色が良くなったとか、顔つきが良くなったと言われるようになったと本人も喜んでいただけました。ですがまだ瞼と口元は若干下がっているのでもう少し何とかしてあげたいなと思っています。現在も健康維持の目的で治療は継続中です。
そんな娘が最近、鍼をするマネをするようになりました。クマのぬいぐるみを相手にお腹をなでたり、脈をみたり、嫁さんの編み棒(子供用の鍼に似ているので)を器用に使ってぬいぐるみの身体を治療するようになりました。子供ってすごいですね。
良く耳にする足三里などもこの経に属する。
病気の経緯としては、1週間前に風邪のような症状になり、咳、鼻水、タン、発熱{37度程度}、全身の倦怠感だったが、病院で薬をもらい飲んでいるうちにめまいがするようになり、身体の中に熱のこもる感じがして、常にだるい。1日のうち3分の2は寝ている状態になった。薬を処方してくれた病院に相談すると、薬で出ためまいなら止めて12時間すればおさまる、もしおさまらなければ自律神経系の障害だということ。
来院時には顔色は浅黒く、表情も暗い。全身の倦怠感がひどく、タンもかなり出る、熱が身体にこもって胸苦しい、背中全体がだるい。
初診の方であったらちょっと難しいと思いますが、以前から通ってくれている患者さんなので体質もわかっていますし、発病から日にちもたっていなかったので治りはいいだろうと思いました。
大変鍼灸の刺激に敏感な方なので必要最小限の刺激にして全身に気をめぐらせるように治療して、起き上がってもらうと、「あれ?楽になってる。」とのこと。立ち上がるとすこしめまいがするが、そのほかの症状はないと不思議がっていました。
喜んでもらってよかったと思いますが、鍼灸でこんな症状がとれるとは思っていなくて藁をもつかむ思いだったんでしょうね。すこし残念な思いがする症例でした。
鍼灸が効果的な病気ってどれくらいあるか知らない方が多いですよね。WHO(世界保健機構)では現在49疾患に対して鍼灸は効果があるとしています。肩こり、腰痛、五十肩からアレルギー性の疾患、糖尿病などの内臓疾患、神経症やうつ病、小児の疾患、風邪にも効果があります。現在流行しているインフルエンザにはどうなのかな?治療したことが無いのでなんともいえませんが、理論的には可能だと思います。
これほど適応症の多い鍼灸治療を経験したことの無い方が多いので、何とかして皆さんに知っていただきたいなと今、あれこれ考えています。どうしたらいいのかな?
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |