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水分補給が大事と最近よく言われるので、気をつけている方は多いでしょうが、塩分やミネラルも汗と一緒に出てしまうのでスポーツドリンクのような電解質を含んだ飲み物も取るようにするとよいです。
何となく身体が熱い感じがしたり、だるさが続いているようなときはご相談下さい。治療後には首周りや身体の暑さ、足の冷える感じはかなり改善します。鍼灸で身体を整えて暑い夏を乗り越えましょう。
全身の身体の張りもなく、手足も冷たい。顔色は青白く見えとにかく身体に元気がなく診える。まずは食事をおいしく食べられるようにして、タンの量を減らす為に足の経絡に鍼をして、その後全身の気を巡らせるように軽く全体に鍼を撫でるようにして1回目の治療終了。2回目の往診時にはタンの量も大分減ったとのことで4回目まで同様の治療をすると、タンは色がつかなくなり食欲も少しだが出てきたとのこと。顔色も赤みがさす様になり、元気が出てきたように診える。
現在も予防と健康維持のために治療は継続中です。このように長年患っているような疾患でも鍼灸が効を奏することは多々あります。ご相談下さい。
みんな経絡治療がはじめてなので、今までの治療法とはまったく違い戸惑うこともあったようですが、治療法がしっかりと論理的になっていることに興味を持ったようです。
何がそんなに違うかというと、一般的な鍼灸は身体の筋肉や神経、血管などを目安に鍼を刺していくのですが、経絡治療は全身の気を目安にして治療法を組み立てていきます。この「気」というところで敬遠する鍼灸師の方が非常に多いですが、やってみると以外に簡単で食べず嫌いだったと理解していただけると思います。
実際にこのときの勉強会では、風邪をひいていたBさんの治療を、Aさんにしてもらいました(全体の治療の3割ほどですが・・・)。足の経絡に一本鍼をしてもらい、手にも一本、あとは全身に気を巡らせるように僕が鍼をすると、Bさんは鼻も通り、身体のだるさも取れたようだと言っていました。
「気」というと怪しい感じがしたり、東洋の神秘のような印象を受ける方も多いと思いますが、人を飛ばしたり、かめはめ波を打つ訳ではなく、身体の調和と循環を促して自然治癒力を高めるものとして治療しているので、子供からお年寄りまで、安全に安心して使える治療法です。興味のある方はご連絡下さい。
またもや自律神経系の症例になってしまいますが、患者さんからの質問が多いので書いてみます。
病院で自律神経障害などの診断を受けてきたわけではないが、うちの治療院はそういう症状も扱っていると紹介されて来院してくださったかたです。
初診時に訴えていたのは、とにかく体がだるい、頭痛、首肩のこり、夜眠れずに日中眠くて仕事にならない、午後になると体が熱くなり汗が噴き出してくる、便通も悪く、食欲もまばらなど・・・その他に軽いアトピー性皮膚炎や膀胱炎を繰り返しやすいなどがありました。
このような自律神経的な症状の場合は、症状に波があることがほとんどです。昨日は体が軽く仕事も十分できたが、今日は動きたくないくらいにつらいというように、体調に波が出てしまい、これが1日の中でも午前や午後で変わってしまう為、気持ちも不安定になってしまいます。このことを患者さんに話して、自分の体がどうなっているかを分かってもらうことも必要だと思います。
そして注意が必要な点がもう一つあって、鍼治療をするとほとんどの方が治療3,4回目で症状が一旦楽になります。しかし身体はまだバランスの崩れたままなのでまた何日かすると症状は出てくるので、これも事前に理解していただく必要があるでしょう。
この方の場合も3回目でほぼ症状がなくなりましたが、次に来院されたときには症状が出ていました。しかし症状の出現から2週間ほどで治療に来てくれていたので、1週間に1回の治療を続け、7回でほぼ完治しています。
発病から年数が経ってしまった方には1週間に1、2回3ヶ月程度続けるつもりで来院していただくようにしています。体の不安を感じている方はご相談下さい。
症状としては鼻水、鼻づまり、微熱、倦怠感、耳や目のかゆみなどが主な症状ですが、顔が赤く腫れてしまう方や、口の中や舌が腫れている感じがするとうったえる方もいらっしゃいます。
この方は男性の患者さんですが、2年前から花粉症が始まり、症状は鼻水、鼻づまり、37度程度の発熱、倦怠感などで来院されました。薬は耳鼻科で処方されたものを飲んでいるとのこと。身体を触ってみると足が冷たく、顔や頭、胸の辺りまでが熱くなっていて、身体の熱のバランスが良くありませんでした。
治療としては、この片寄っている熱のバランスを全体に行き渡るように治療をしました。治療翌日から症状が大分良くなったとのことで1週間に2回程度の治療を2週間ほどおこない、症状はほぼ改善されたので治療を終了し、予防と体調管理の目的で継続治療を進めました。
病院の薬では症状の改善が見られない方や、薬が合わないという方は是非ご相談下さい。
で、鍼灸からのアプローチの仕方ですが、炎症を起こしている膝はもちろん、すね、ふくらはぎ、大腿部などに鍼をする鍼灸院は多いです。もちろんそこも大事ですしそこの治療で治癒に至る方も多いでしょうがもっと効率よく治すにはおへその斜め下、骨盤の内側から恥骨に向けて硬く筋張って見えるところがあったり、逆に筋肉がなえて見えたりと、だいたい健側とは違う反応が出ているものです。ここを処置しておくと治癒が早くなり再発予防にも繋がります。水の溜まるようなことのない膝痛でも同様です。
膝関節痛でお悩みの方はご相談下さい。
この治療院もそろそろ開院から1年が経とうとしています。多くの人たちに助けられてなんとかやってこれました。今年もさらに頑張って少しでも皆様の為になる仕事をしていきたいと思っています。どうか温かい目で見てやってくださいませ。
生後7ヶ月のお子さんでしたが、顔、首周りから胸、腕や足など広い範囲で赤い湿疹が2,3週間前から出たとのこと。病院ではアレルギー体質かもしれないので気をつけてくださいとのことで、塗り薬をもらった。
その他の症状は夜泣き、便秘、食欲旺盛とのこと。触ってみると体が熱く頭ものぼせていました。
子供の治療はテイ鍼というものを使って身体を撫で回すだけなので、2、3分で終わってしまいます。この子も足を撫でて背中、お腹をなでている内にご両親が分かるくらいに顔色の赤みが引いて、身体や頭の熱さも取れてきました。その後も何回か治療しましたが、そのときほどひどい湿疹は出ず、今ではすっかりきれいになっています。
子供のうちは治りが早いことがありますので、小児鍼を試してみてはいかがでしょうか。
この病気も最近良く聞くようになりました。この病気の特徴としてパニック発作があります。行動を制限されるような場面、車で赤信号で止まったときや、電車の中、美容室で髪をカットしているときなどに自律神経症状の動悸、めまい、息苦しいなどが発症し時には失神してしまうこともあるようです。この発作が繰り返し起こるようになり、外出する不安感から家にこもりがちになったり、二次的なうつを発症することもあります。
これも自律神経の働きの不調が大きいので、経絡治療が有効です。
これは男性の患者さんですが、突然めまい、動悸、頭痛、手のしびれ、血圧の変動などが発症して病院に行ったらパニック障害だといわれたとの事。他にも肩こり、足の冷え、肌のかさつき、上腕部の湿疹などもありました。発病から間もない時期に来院してくださったので、なるべく早く良くしてあげようと思い、週2回の治療を始めました。初めの1ヶ月は治療をするとそのときは楽になるが、1,2日で元に戻るようなことを繰り返しましたが、2ヶ月目ごろから肩こり、足の冷え、湿疹、かさつき、頭痛はなくなりめまいと動悸だけになりました。3ヶ月ほどでほぼ症状もなくなり日常生活がおくれています。
薬で症状の緩和がみられない方は、一度ご相談下さい。
この学生講習会は1回完結の講習会で、3時間ほどの実技時間のなかで基本的なこと、経穴の取り方、鍼の刺し方、治療方針の立て方などを講義します。日曜の朝早くから熱心な学生さんが沢山いらっしゃいました。
私の受け持った班は女性3人のグループで、皆さん1年生で経絡治療の勉強も今回が初めての方たちでした。
講義中も一生懸命メモを取ったり、質問も多く出て活気のある講義になりました。まだまだ教えることに不慣れな私ですが、講義の最後に楽しく勉強できたと言ってくれた方がいて大変嬉しかったです。
経絡治療に興味のある鍼灸学生の方はご連絡下さい。一緒に勉強しましょう。
現在、富士支部では僕と友人の二人が中心になってよりこの経絡治療を鍼灸師、鍼灸学生に知ってもらうために講習会や教室なども計画しています。興味のある方はお気軽にご連絡ください。
原因は人それぞれあるので病院で診断してもらわないと分かりませんが、うちに来院される不妊症の患者さんはほぼ、冷え性、のぼせ、生理不順、強い生理痛、生理時の体調不良、倦怠感、食欲や便通の異常などがみられます。
まずこの症状を改善していくことが非常に大切です。これ等の症状が改善されずに妊娠に至っても、流産や逆子の可能性が出てきますので、まずは元気な体になるため体質を改善していくことが必要です。
定期的に鍼治療をしていると、これ等の症状は次第に改善され毎月の生理痛も楽になりますのでおためしくだい。以前書きましたが三陰交のお灸も有効ですのでご相談下さい。
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